「自分のせいや。あかん母親や。あんなに頑張ってきたのに、これでみんな台無しや。私に、この子に、この先はあるのか。」お客様はそんな思いで私のカウンセリングを開始。通信高校時代から不登校気味、以来ひきこもりの現在20代後半の娘様。カウンセリング開始時は、別居されているお子さんと長年会えず、親子関係はこじれたままでした。

娘様のゴールとして、ひきこもり克服、娘様が既に高校時代に発揮していた「稼ぐ力」で再び活躍すること、親子関係の再構築を目指してカウンセリングをスタート。

カウンセリング開始から、離れて暮らす娘様へ、お母様はLINEで温かい声をかけ始めました。そして1か月後。娘様の言葉が激変したのです。

当時お仕事で窮地だったお母様へ、娘様は沢山の嬉しい言葉をかけ始めました。すべて、お母さまへの愛情にあふれた本当に温かいものでした。心を通わせられなかった年月は瞬く間に消え、親子の絆はしっかり、強く、存在していました。

セッション開始2か月弱。娘様との2度目の食事会が実現しました。娘様のお話から。

「前のお母さんは、私がお母さんの意見と違うことを言ったら、めちゃ怒ってた。まるでガトリングガンみたいやったよ。」

「前はそんな感じで、違う意見を言ったら、反撃してくる感じやった。今は、私が違う意見でも、そういう捉え方もあるんやな、って。ちゃんと私の言おうとししてること、最後まで聞いてくれるようになったよ。だから安心して話していられる。」お母様がすぐに取り入れた、聴く姿勢。これで、長年のボタンの掛け違いが激変したのです。