【ひきこもり克服】~韓国好きが生きる力へ

子供がひきこもりの時、勉強をしないことが最大の懸念になりがちです。勉強が遅れると再登校ができないからです。でも勉強よりもずっと、【夢中になっている好きなこと】が生きる力になるのです。

「それって将来役にたたないよね」「それより、勉強したら?」って
冷たい目で見てしまうことってありませんか?

娘が高校時代のひきこもり2年間、私に隠れて韓国語のドラマやテレビばかり見ていた娘が、K-POPのダンスと韓国ドラマをどう生きる力に変えたのか。娘のひきこもり克服ストーリーです。

目次

韓国好きがひきよせた生きる力

娘が高校時代、家にひきこもっていた2年間。殆ど勉強に手がつきませんでした。先が見えなかったからです。大学の進路と自分が好きなことがリンクしなかったのでしょう。何を目標に進学すればいいのか思い浮かばなければ、勉強にも身が入りません。そもそもクラスで人と勉強する場の力、というものがありません。よほど勉強が好きな子以外は、ひとりで家で黙々と勉強するのは難しいことでしょう。

教科書を開く代わりに、なぜか日本語のビジネス書、自己啓発本を読んでは静かに書写をしたり、本の内容を私に話して聞かせる日々でした。本の話にはなるほど!いい視点だね!などと心から感心したり、大きくあいづちをうっていました。娘の話を楽しく聴いてあげること。これはできていました。

しかし、韓国ドラマを見ていることをほめられたのか、というと、ほめるよりも、それが将来役に立つのか、そんな意識が先に立ち、熱心にその話を聴く ということはできませんでした。勉強も殆どできないのに、そんな気持ちが邪魔していた気がします。

娘は韓国語の本も書き写しをしたり、韓国のバラエティ番組を見てひとり笑ったり、K-POP を見たり、、、、それが心のよりどころだった、、、、と先日、ぽつり、と言いました。その韓国~命が、なんと。。。。後々娘の人生に大きく大きく役に立つとは、当時全く分かりませんでした。

韓国人との交流

私の言葉かけで自信を少しずつ貯めた娘は、ひきこもり2年後、対人恐怖症が根強くまだあっても、「もう一度人に会いたい」「もう一度人生を生きたい」そんな魂の叫びのように、勇気をふりしぼって地元の大学へ飛び込んでいきました。

そこでなんと、引きこもり時代にひたすら見ていた韓国ドラマ、バラエティ番組が役にたったのです。韓国からは沢山の留学生がきていました。娘は嬉しくて大学に来ていた韓国人に積極的に話しかけ、韓国語で話しかけられれば母国を離れて不安な韓国人たちも大喜びです。

韓国人は情に厚く、アニメのおかげで日本人を好きな人が多く、仲間になってくれました。娘の韓国風手料理にも大いに喜んでくれました。

人に傷ついた心を癒してくれるのは、やっぱり人でした。人との距離感が分からない!そう泣き叫んでいたひきこもり中の娘の姿は消えていました。人から喜ばれることが、人への恐怖を消し、自信をつけ、また前に進む力になります。

前世は韓国人だったのか、と思うほど韓国が大好きな娘。その後日本に帰国しても、

  • 日本にいる韓国人留学生
  • 韓国の旅先で出会った人たち
  • 韓国短期留学で知り合った友人

などなど、韓国の友人は数知れず。出会いと交流を広げていき、韓国語のレベルが上がっていきました。「最近どうしてる?」そんなメッセージを気軽にかけてくれる韓国人の優しさも、娘のトラウマを消していってくれたのでしょう。人の優しさが、娘のトラウマを消してくれました。

たくさんのインプットで話せるように

ひたすら見ていた韓国ドラマ。ひたすら書き写していた韓国語の本。ひきこもり中に勉強はせず、韓国語に触れている時間が異様に多かった娘。やがて社会人になるころには、随分話せるようになっていました。それが社会に出てさらに、一つの大きな武器になるとは思いもしませんでした。韓国語がしゃべれることがどんな強みになるのか、イメージがわかなかったのです。

この韓国語がトラウマを消す大きな強みになりましたが、社会人になってどう武器になっていったのか。

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