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12年前の宝物
娘が今から12年前に、わたしにプレゼントしてくれた、私と娘の絵。タイトルは「宝物」。そこにはこういう言葉が書いてあった。
「私は生まれてすぐに、宝物をもらいました。それは母の娘にうまれたこと。」嬉しかった。すぐに私の書斎に飾った。5年後、娘が22歳の頃から、娘と全く会えなくなった。
誕生日も、クリスマスも、母の日も、お正月も、カレンダーからなくなった。この絵を見るのが辛くなった。
そこから7年。娘との時間が思いがけずふたたび訪れた。
諦めたら、あかん。人と過去は変えられへん。変えられるのは未来と自分だけ。思てるだけではあかん。
●倫理指導
●岸見一郎先生の公開カウンセリング
●夏野美穂さんの言葉かけのカウンセリング
自分を変えたくて自分のわがままを直したくてもがきにもがいた7年間。
傾聴、承認、賛辞。
アドバイスや励ましはいらない。親になるのは時間がかかるわ。
ひきこもりになり、家から離れて暮らしていた20代後半の娘様。今までの様々な思いがあって、険悪な時期が長く続き、思うように親子で会えなくなって約7年たっていました。私のセッションを初めて1か月弱で、お母様との夕食会が実現。思いがけない喜びの時間が再び訪れました。お客様の7年間の葛藤を超えて、親子の絆は今、しっかり存在しています。今は娘様の温かい、思いやりに満ちた素晴らしい言葉に、お母様は日々助けられています。