一回目のセッションが終わった時のお客様のご感想です。
お客様のご感想より
*掲載にあたってはお客様より了承を得ています
みほさん。
言葉かけによって、子供の才能を引き出し、夢に向かって生きる力をつけさせるコーチ業をしたはる。
子供のことを相談するのは勇気がいる。これまでの過去と現在を話すのは苦しいからだ。
でも、これもチャンスかもしれない。そして、この人なら私の状況を打開してくれはるかもしれない。そんな直感があった。私の直感は大抵あたるねん。毎日磨いてるし。果たして。
美穂さんに話すのは苦しくなかった。短い相槌や、うなづき、何より「話してることを、ちゃんと受けとめてもらえてる」と感じられたからだ。泣くこともなく全部話し終えることができた。
全部聞き終えて、みほさんは一言。「壮絶ですね。」って、いわはった。うん。大概の人は、びっくりしはる。
「悩んだこと、あるんですか?」「悩みがあるなんて、全く感じられへん」そう言われる。あほな。悩みがない人間なんて、あるかいな。みほさんは私に「自信の水を注ぐんです」
そういわはった。自信の水?「子供さんの良さを小さいことでもいいので、なんでも集めて、可能でしたら書き出してみてください。それを毎日伝えます。」
「手紙やLINEでもいいです。嫌がられても、栄養なので、心から思うことを伝えてください。言葉は積み上がると、ものすごく大きなエネルギーになります」
それが自信の水なのか?「ずっとひたすら共感、存在を嬉しい、を続ける。よくやってきたこととか、辛いのはよくわかるとか、そんな時もあるよね、とか。こうするといいよを言うと努力が台無しになるので避けておきます。」と。
そして、みほさんはご自身の”壮絶”な経験を教えてくれた。いろんな専門家のところに行った。いろんなカウンセリングを受けた。でも。この先生はええ!と思う方は皆、“壮絶”を自ら経験されていた方。
それは、専門家の知識と経験のはるか上をいく。あのなんとも言えない、切ない哀しい、全身脱力を知ったはる方。
・自分のせいや
・子供の将来をダメにしたあかん母親や
・あんなに頑張ってきたのに
・これでみんな台無しや
・私に、この子に、この先はあるのか。
みんなが偉い、かしこに見えて上手に生きたはるように見えて自分もこの子も落ちこぼれ。まさに目の前真っ暗。そんな思い。
一日経って、みほさんからのメッセージを何度も読み返す。
車を運転していて涙が溢れる。
「ああ。蘇ってきたんや。
辛かったなぁ、しんどかったなぁ、申し訳なかったなぁ。」
学校行けへん、外に出られへん子供を持つ親の気持ち、学校行けへん子供の気持ち、切ないねん。
それが悪いことではない、それがダメなことではない、そう言われても言い聞かせても、やるせない底の見えない不安。
「嫌われる勇気」の岸見一郎先生の公開カウンセリングも何度も行った。会場にぎっしりのお客さん。一番多いのは、引きこもりの子供を持つ、お母さんやったわ。
引用おわり
今まで解決できなかった時の葛藤を書いていらっしゃいます。子供が不登校や引きこもりの時の壮絶な葛藤は、経験した人にしか分かりません。気にせずお母さんが楽しめばいい、というのは問題解決にはならないと、私は思います。
様々な試練を乗り越えた今言えることは、親としてできることをしたうえで、気分を切り替える時を持ちましょう、ということ。